So Laboratory

実験装置 / Equipment

当研究室の所有する実験装置および良く利用する学内共用装置を紹介します。

合成関係 / For synthesis
遊星型ボールミル
Planetary ball mill
Fritsch Premium Line PL-7
メカニカルアロイング用。
今はジルコニア容器・ボールを使っています。標準容器の他に,雰囲気制御容器,温度・圧力制御容器を備えています。主にB20合金を合成していますが,最近は準結晶も。
ブリッジマン炉
Bridgman furnace
テクノサーチ TBR-3 縦型ブリッジマン法単結晶育成装置
立ち上げ作業が終了し,使える段階になりました。
大きな単結晶インゴットの育成が主な用途になります。
アーク溶解炉(共用)
Arc furnace (Shared)
日新技研 NEV-ADR03 真空アーク溶解炉
共用ですがほぼうちが使っています。装置管理もしております。準結晶関係やB20,ホイスラー合金など割と何でも合成できます。
電気炉
Electric furnaces
ヤマト科学 FO100
1台ずつコツコツ購入し,5台まで増えました。ボールミルやアーク溶解で作製した合金の熱処理や,徐冷法による単結晶育成にも使っています。真空封入装置と合わせて,ないと困る装置の一つです。
真空封入装置
Vacuum sealing system
原料や合金を熱処理する際,前段階として石英管に真空封入します。ロータリーとディフュージョンポンプで試料が入った石英管内を排気した後,バーナーで真空のまま封じ切ります。
電子天秤
Electronic analytical scale
合成する際,原料を秤量するのに使います。
これがないと根本的に困ります。
評価関係 / For analysis
X線回折装置
X-ray diffractometer (XRD)
Rigaku MiniFlex600
合成した試料はまず粉末X線回折にかけます。
示差熱-熱重量同時測定装置
Simultaneous Thermogravimetry - Differential Thermal Analyzer (TG-DTA)
Rigaku TG-DTA8122
試料の熱分析に使います。主に合金の融点,相変態温度を見積もるのに使っています。
走査型電子顕微鏡(共用)
Scanning electron microscope (Shared)
主な用途は試料の単相性のチェックと組成分析。面白い組織を見つけることも。
振動試料型磁力計(共用)
Vibrating Sample Magnetometer (Shared)
主にβ-Mn合金やB20合金の磁化の温度依存性を測定するのに使っています。
研磨・加工関係 / For polishing & processing
低速ダイヤモンドホイールソー
Low speed diamond saw
小さい試料の切断用。TEM/STEM試料を作製する際用います。
結晶方位切断機
Desktop crystal cutter with goniometer
小さい試料の切断用。ゴニオがついているので,今後は特定の結晶方位を切り出す際に役立つはず。
平面研磨機
Plane polishing equipment
SEM観察のための表面研磨やTEM/STEM薄片試料作製の際に使います。場合によっては自動研磨機よりもコントロールできて使い勝手良いと個人的に思っています。
振動研磨機
Vibratory Polisher
バフ研磨では取り切れない機械研磨による傷やダメージを取り除くための振動研磨装置。SEM-EBSDのために導入しました。

TOPICS

肖研究室 所在地

(Last update:2023.9.14)
〒010-8502 秋田県秋田市手形学園町1-1
秋田大学理工学部 3号館 414号室
1-1 Tegata Gakuen-machi, Akita City
010-8502 Japan