イベント報告

土木環境工学コースfacebookにアップされた 研究室の活動の写真をいくつか紹介しています。


2024/1/20

構造研の後藤です。今、大学院生と青木先生は韓国の国際会議(The 3rd IABSE Young Engineers Colloquium in East Asia)に行っています。写真が送られてきたのでアップします。口頭発表に、ポスターセッションに、ブリッジコンテストのプレゼンにと、盛りだくさんで、海外の大学生たちとも交流しているようです。




2024/1/11

地盤工学研究室の荻野です。 昨年秋に,研究室の大学院生が第1,第2著者で執筆した査読付き論文がAI・データサイエンス論文集に掲載されました。 今年は過去最高の4編の論文が採択されました。
https://doi.org/10.11532/jsceiii.4.3_60
https://doi.org/10.11532/jsceiii.4.3_109
https://doi.org/10.11532/jsceiii.4.3_328
https://doi.org/10.11532/jsceiii.4.3_320
最近,データサイエンスの地盤工学への応用に力を入れています。 現在,私の研究室の学生たちには4年生以上はM2 Macbook air,3年生はM1 Macbook airを貸与しています。 PCのスペックに比例した研究の加速と,研究室学生のモチベーションアップにもつながればと思っています。 興味のある学部1,2年生や高校生の皆さん,私の研究室で一緒に地盤工学+データサイエンスしませんか。


2023/12/22

2023年も残すところあとわずか‥ この一年は何したかな!?と振り返ると,そういえばヨーロッパ行ったんだった😄と思い出してニヤニヤしたりして😁そんな今日は,毎年恒例「第23回(嘘です)構造研中間発表!!」の日でした.4年生とM2が卒論・修論と同じ形式で発表会を行います.9月の中間発表もすごく良かったみなさんですが,もっともっと良くなってて,後藤先生と感動しちゃいました🥹卒論・修論本番当日もとても楽しみです😄そして今夜は忘年会🤩来年もいい年になりますように(またヨーロッパとかいけますように‥!!)




2023/12/3

先日、陸前高田市の東日本大震災津波伝承館・いわてTSUNAMIメモリアルと気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館で卒業研究に関わる意識調査を実施させていただきました。両者ともに震災遺構・震災伝承施設とされる施設であり、2011年3月11日に発生した東日本大震災の事実・記憶や教訓を伝え、共有することを目的としています。 私自身も震災発生から約半年経過した三陸地方を訪問したことがありますが、両施設を見学させていただいたことで震災の記憶が呼び起こされ、改めて自然災害や防災について考えることの大事さを実感することができました。両施設以外にも東北各地に震災遺構・伝承施設は数多く存在しています。是非、できるだけ多くの方々に訪問してもらえたいと感じました。 最後に、調査にご協力いただいた皆様、いわてTSUNAMIメモリアル・気仙沼市東日本大震災遺構伝承館の方々には改めて感謝申し上げます。 (日野)




2023/10/25

環境保全工学分野の研究室には4名の3年生が配属され、メンバーは教職員・学生合わせて10名となりました。 今年度の創造工房実習では「地下水の温度」を調べております。 学内の観測用井戸へ温度計を挿入し、季節の変化に伴う水深・水温の関係を明らかにします。これから徐々に気温が低下してくるため、寒さに耐えながら計測しなくてはいけません。 なお、井戸の深さは数十mあるとの噂ですが…真相は如何に。(齋藤)




2023/7/11

地盤工学研究室の荻野です。研究成果を地盤工学会で発表するため,昨日から福岡に来ています。 https://confit.atlas.jp/guide/event/jgs58/top 写真は会場となっている福岡国際会議場です。この,大きくて立派な会場で,本日,私の研究室の大学院2年生1名が発表しました。 会期は7/14までの4日間で,13日に,同じく大学院2年生4名が発表する予定となっています。 3年間,コロナで対面の学会が開催されませんでしたが,今年はついにコロナ以前の普通の学会に戻りました。 やっぱり学会は対面がいいですね。ご当地の美味しいものも食べられますし。 昨日はもつ鍋を食べましたが,さて,今日は何を食べようか。




2023/6/20

コロナの影響で多くの国際学会が中止になった3年間を乗り越え,久しぶりに国際学会に参加しています😃秋田から羽田,羽田からドバイ,ドバイからオスロの長い空の旅を楽しみ,ノルウェー,オスロに来ています😋個人的には初めての北欧です!意外と暑い日もありますが,快適です.しかし夜は11時まで日が沈まないので,毎日時差ボケ感覚はあります. 今回参加している学会はWorld Conference on Timber Engineering と呼ばれる世界で一番大きな木材の国際学会で,1200人が約40カ国から集まっています!(https://wcte2023.org/)この名誉と歴史のある学会で,本研究室の博士の学生が英語でプレゼンしました☺️緊張とプレッシャーもあったようですが,立派に発表した彼を,我々はとても誇りに思います!これから多くの学生さんがいろいろなところでこのような経験ができることを願います😌




2023/6/12

渡辺です. 昨年度,査読を受けていた論文分がジャーナル(International Journal of GEOMATE4月号,8月号)に掲載されました. Kazuya Watanabe, Noritoshi Saito and Yoshitaka Jiken : HYDRAULIC MODEL EXPERIMENTAL STUDY ON BARK STRIPPING PROCESS USING DRIFTWOOD MODEL. International Journal of GEOMATE, Aug.2023, Vol.25, Issue 108, pp.106-113ISSN: 2186-2982 (P), 2186-2990 (O), Japan, DOI: https://doi.org/10.21660/2023.108.s8639 Geotechnique, Construction Materials and Environment Yoshitaka Jiken, Kazuya Watanabe and Noritoshi Saito: STUDY ON SEDIMENT GRAIN-SIZE MEASUREMENT AND CALUCULATION AT MULTIPLE POINTS ON THE SANDBAR IN CLASS B RIVER, , International Journal of GEOMATE, April2023, Vol.24, Issue 104, pp.93-100ISSN: 2186-2982 (P), 2186-2990 (O), Japan, DOI: https://doi.org/10.21660/2023.104.s8552 Geotechnique, Construction Materials and Environment 最近私の研究室では河川災害の減災について力を入れています. また,日本の学会だけなく,国際学会への参加にも力を入れています. 興味のある学生の方々,水研で一緒に水災害を減らすための研究を行ってみませんか. (写真は馬場目川のフィールドの上流のネコバリ岩です.)




2023/6/5

昨今、様々な分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)が進められていますが、国土交通省が主導する3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化プロジェクトであるPLATEAU(プラトー)というものがあります。これは日本全国の3D都市モデルデータを整備し、オープンデータとして流通させること、さらに、データを都市政策や民間のサービス・プロダクトに反映させる、データの作成・利用を両輪で進めているプロジェクトになります。  PLATEAUのデータは単に3Dモデルなだけではなく、都市計画基礎調査の情報である建物用途や構造、築年、面積、災害リスクなどの情報が付加されています。また、PLATEAUに他の人流データなどのデータを組み合わせることで様々なシミュレーションなどを行うことも可能となります。例えば、複雑な高層ビルが立ち並ぶ都心部を精緻に再現したバーチャル空間を活用したドローンの飛行ルートシュミレーターなどが行われています。PLATEAUのデータはオープンデータであるため、ゲームなどに活用することも可能です。  2021年に全国56都市の3D都市モデル整備・オープンデータ化が実施され、2022年には新たに71都市の3D都市モデルのオープンデータが追加されました。今後も全国各都市でオープンデータが進められる予定です。残念がながら、現状では秋田市を含め、秋田県内でPLATEAUの3D都市モデルデータが整備されている都市はありません。秋田県内でもデータ整備が進められることが期待されます。なお、本研究室の大学院生が個人的に秋田市中心市街地での3Dモデルを作成しています。  このようなデータの利活用について考えることも本コースの研究対象の一つです。 画像はPLATEAUのデータをプレビューできるブラウザベースのWebアプリであるPALTEAU VIEW(https://plateauview.mlit.go.jp/)で仙台駅前の建築物等を表示した例です。 (日野)




2023/5/25

地盤研究室の田口です。  昨日に秋田地盤研究会主催の現場見学会に学生と一緒に参加しました。場所は,完成後に台形CSGダムとして国内最大規模となる“成瀬ダム”です。  自動のブルドーザ,振動ローラに加えて自動ダンプトラック等が稼働しており,次世代建設生産システムのクワッドアクセルについて詳しく知ることができました。来年度の就職を控えている学生たちにとっても貴重な体験になったと思います。




2023/5/23

構造研の後藤です。先日、東京四ツ谷の土木学会で行われた第13回木材利用シンポジウムに博士2年の及川さんと出席しました。及川さんは、昨年8月に行われた第21回木材工学研究発表会で「加速度センサ搭載タブレットを用いた振動測定によるめおと橋の動的特性調査」と題して発表し、優秀講演賞に選ばれたのですが、その授賞式が、このシンポジウムで行われました。シンポジウムは対面とオンラインのハイブリッド開催で、対面での参加は主催関係者や発表者や受賞者など、せいぜい20人弱といったところですが、オンラインでの参加は400人とか、大勢いたようです。コロナ関連の会合の規制はほぼなくなり、学会等も対面で実施されるようになりましたが、オンラインやハイブリッドでの会議スタイルは、確かに各地の人が(移動や旅費の観点から)参加しやすいメリットがあるので、今後も定着するかもしれません。我々は副賞を受け取るために対面参加の必要がありましたが...




2022/11/11

地盤研の田口です。今年の創造工房実習は『堤防の決壊を土層で再現』します。学生自らが考え,創造し,堤防の決壊とは地盤中で何が起こっているのか?実際のミニモデルを作って考察していく予定です。今後の展開が楽しみでなりません。。




2022/8/20

秋田県内の日本海東北沿岸道では,一部の軟弱地盤地域で,連続鉄筋コンクリート舗装の試験施工が開始されています。 皆さんの周りの舗装ではアスファルトコンクリート(通称:アスファルト)がよく使われていると思いますが,セメントコンクリートを使った舗装もあります。 アスファルトに比べて,作るための費用(イニシャルコスト)が高かったり,確実に強度がでるまで(交通開放まで)の時間が長かったり,という課題はありますが,メンテナンスにかかる経費「ライフサイクルコスト」については,セメントコンクリート舗装の場合の方が優位になる場合があります。 今回の試験施工区間では,供用後何年か経過したときに,舗装の状態をモニタリングできる仕掛けをしていて,研究の一環としても携わることになります。






2022/7/18

構造研の後藤です。  研究室ごとに行っている外国文献講読という演習で、構造研では今年度は英語の発話訓練も行っているという話を以前しましたが、最近は、2人ずつのペアになって、1週間の各自の研究の進捗状況をお互いに英語で説明し合う(相手を変えてまた同じことをやる)みたいなことをやっています。  こうした日頃の訓練の成果を実践する機会はないかと考えていたところ、青木先生のお知り合いのオーストラリアのディーキン大学のサード先生が、数カ月間、宇都宮大学にいらっしゃるということなので、秋田に招待して研究会を行いました。  まずは、サード先生の行っている木質ハイブリッド材料や非破壊試験について紹介していただき、質疑応答を行った後、研究室の大学院生や4年生が各自の行っている研究について英語で説明しました。説明スライドなど、事前に多少の準備をしていたとはいえ、学生たちはなかなか堂々と説明できている感じで、日頃の発話訓練が功を奏しているのではないかと思いました。  もちろん、込み入った事柄を表現できるようになるには、実践練習のみならず、文法や語彙といった基礎の学習が重要なことも付け加えておきます。楽器や料理や数学や構造力学の修得に関しても同様。




2022/6/4

昨年12月にMaaS(Mobility as a Service)とそれに関連したGTFS(General Transit Feed Specification)をこのFacebookで話題としました。その後、秋田市では中心市街地循環バス「ぐるる」とマイタウン・バスの車両にGPSを設置し、位置情報の取得とそのデータの公開を実証事業として実施しています。バスの位置情報はウェブ上で公開するとともに、スマートフォン上のGoogleマップでも運行の遅延や車両位置を確認することができます(Googleマップでは公共交通による経路探索を行うことで確認可能)。
https://akita.bustei.net/buslocation/
 今年の3月末からは、地域連携ICカード「AkiCA」が導入され、ICカードでバスの運賃を支払うことができるようになりました。AkiCAと同時に、Suicaなど、全国相互利用可能な交通系ICカードでも運賃を支払うことができます。ICカードの導入は、両替の必要がなくなるなど、利用者の利便性向上に寄与します。また、乗降時間の短縮など、運行の定時性確保も期待されます。さらに、利用者の利便性向上だけではなく、事業者にとっては利用データが得られ、それを運行の見直しなど、サービス水準向上につなげることも期待されます。
 秋田県としてもICTを活用した公共交通の利便性向上や利用促進、運行の効率化を目指しており、秋田市以外でも様々な取組みが進められています。このような新しい技術の導入とその技術を有効に活用する方法を考えていくことが求められています。(日野)




2022/5/16

秋田県北の橋梁下部工で,昨年度からコンクリート表面含浸材の比較試験をやっています。先日は塗布後1年間経過したものの透気係数の測定を,県内企業の方々(秋田大学土木OBの方も2名参加),4年次卒論生と一緒に行いました。なかなかよい結果がでてひと安心。 エフロレッセンスとASRの滲出物の違いとかも現場で急遽の講義。 やはり,実物をみて議論することは,土木技術にとって必須だな,とあらためて感じました。




2022/4/18

土木環境工学コースの4年生は、研究室ごとに外国文献講読という演習を行っています。基本は論文等の外国文献を講読することですが、それだけでは外国語(最近は主に英語)の発話能力の訓練にはならないので、構造研では、今年度から発話訓練もやってみることにしました。オーストラリアで数年間暮らしたこともある青木先生に進行役をお願いし、私(後藤)も生徒の一人として参加しました。授業は英語のみで進行し、2人ずつのチームに課題を与え、5分とかチームの二人で英語のみのやりとりで課題をこなした後、みんなの前で英語で発表するというやり方です。 初回の課題は、bridgeとかtunnelとか、1チームに1つずつ単語を指定して、その単語の意味を知らない人に英語でそれが何かを説明しなさいというような初歩的な課題です。チームの2人は、自分たちの知っている語彙を駆使しながら、「まっすぐ道路を作りたいけど、山があるとまっすぐ作れないので、山に穴をほって、、、」みたいな感じで、なんとか英語で説明していました。対面で参加の人は、1課題ごとに相手を変えて(2m離れて対面し)、zoomで参加の人は、zoomで参加の人どうしの対話で課題をこなしてという感じで、ときどきカオスな状態になりますが、まあ、みなさん楽しんでいるようです。今後、最終目標としては、自分で調べた文献を英語で発表して、それに対して英語で質疑・応答というところまで持っていけたらいいですが、さて、どうなるでしょう。 先日 最終回を迎えたNHKの朝ドラでは、英語をしゃべれなかった人が突然ペラペラになってたり、ピアノを弾けなかった人が突然 弾けるようになってたりしてましたが、現実には、語学であれ楽器であれスポーツであれ数学であれ構造力学であれ、修得には日々の基礎訓練と努力の積み重ねが必須ということで...




2022/2/9

田口です。卒論・修論発表会まで後1週間となりました。
私の研究室の学生も今年1年間頑張ってきた研究成果をまとめることに一生懸命のようです。
写真は,雄物川の洪水堆積物調査と,これを裏付けるための古文書解読会の模様です。
これらの成果は「時間防災学」という工学と文学の融合型研究として取りまとめる予定です。





2022/1/24

先日、水環境工学分野の学生と一緒に雄物川河口域の空撮を行いました。

秋田市は例年の3倍以上の積雪があり、河口域周辺に辿り着くのが大変でした。また、冬の時期は北西からの風が強く、撮影中は寒さとの戦いでもあります。

河口の両岸から伸びた砂州の大きさや形を観察し、川の流量や波浪のデータと比較することで砂州の成り立ちを研究しております。(齋藤)




2022/1/12

地盤工学研究室の荻野です。修論・卒論の追い込みや学会の論文作成など,1月は研究室が一番忙しい時期です。
そんな中ですが,一昨日,一緒に研究をしている秋田高専,北海道大の先生たちと土の実験を行いました。
写真は土の一軸圧縮試験の様子です。北海道の地下10m付近から採取された粘土試料を上から圧縮してせん断強さを求める試験です。
写真では圧縮が進んでおり,縦にいくつかクラックが入っているのがわかります。
側方に付いている赤いものは画像解析で変形を測るための目印です。圧縮中にどの部分がどれだけ変形したかを解析します。

今週末は共通テストですね。受験生のみなさん万全の体制で臨んでください。




2021/12/12

少し前になりますが,水環境工学研究室と環境保全工学研究室と合同で森吉山ダムで見学会を行いました.当日はダム周辺に今シーズン初めて雪が降るなど天候は最悪でした.天気は悪かったですが,学生達はダムの職員の方の丁寧な説明を真剣に聞き入っていました.実物に触れて理解が深まっている様子でした.(渡辺)




2021/10/11

県南へ河川調査に行きました.写真は成瀬ダム,成瀬川,皆瀬川です.土木というとダムを思い描く人も多いのではないでしょうか?ダムの建設には土木の全ての分野が関係しています.完成したものを見たことがある人は多いと思いますが,成瀬ダムは現在建設中です.建設中のダムを見る機会は少ないと思いますので,見てみると面白いと思います.ダムを見学した後はダムカードを貰うのを忘れずに!!(渡辺)




2022/10/4

構造研の後藤です。9/28(火)構造研の中間発表がありました。県外移動により自宅待機の人もいるので、大型ディスプレイで発表している様子をカメラで撮ったものをZoomで配信して、自宅から発表の人はZoomの画面共有で発表というやり方です。中間発表後の打ち上げは、ひとまず延期。ちなみに、昨年の中間発表(2回)の打ち上げも延期中...




021/9/10

構造研の後藤です。9/10(金)、めおと橋の2回目の調査に行ってきました。