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Encapsulinは、分子量30kDaのモノマー60個から形成された粒径約20 nmのカプセル状タンパク質です。頑丈なケージ構造を形成し、内包した外来分子を保護する働きがあります。EncapsulinのC末端にタグ配列を付加することで、粒子表面にディスプレイできます(図ではHisタグをディスプレイしています)。また、37残基のシグナル配列をC末端に付加することで、任意のゲストタンパク質を粒子内部に内包することが可能です。これらの特徴から、バイオマーカーや薬物送達システムに応用できる新規ナノ材料としての開発が期待されています。

Figure of Encapsulin

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