秋田大学の3つの基本理念の下、環境安全センターが関わる
中期目標は「業務運営の改善及び効率化に関する事項」、
中期計画は「業務運営の改善及び効率化に関する目標を達成するためにとるべき措置」である。
<業務運営の改善及び効率化に関する事項>
◎大学の機能を最大限発揮するための基盤となる施設及び設備について,
保有資産を最大限活用するとともに,
全学的なマネジメントによる戦略的な整備・共用を進め,
地域・社会・世界に一層貢献していくための機能強化を図る。
<業務運営の改善及び効率化に関する目標を達成するためにとるべき措置>
◎保有資産を最大限に活用するため,土地,建物の使用状況を定期的に点検し,有効活用を推進する。
また,全学的なマネジメントによる戦略的な整備・共用を進めるため,
設備マスタープラン・キャンパスマスタープランに基づく整備を推進するとともに,共用を促進する。
【理念】
秋田大学環境安全センター(以下センターと略)は、本学における教育研究及び診療に伴い
生ずる有害物質を含んだ廃液等(以下「有害廃棄物」と略)を適正に処理し、及びその処理に
関する技術開発等を行うことにより、学内及び地域の環境の保全・安全に資することを理念と
する。
センターは、秋田大学学則第8条に準拠して設置され、秋田大学環境安全センター規定にて
その設置趣旨、目的を示す。また、この規程と中期計画にはセンターが推進すべき業務を記載
している。理念は、これらを包括・整理したものである。
【目的】
下記の目的は、センターが推進すべき業務を包括・整理し具体的に記述したものであり、
大学での教育研究・医療活動に対して廃棄物処理の立場で支援する取り組みである。
1.有害廃棄物の適正な取り扱い及び処理を推進する。
2.有害廃棄物の分別等に係る情報提供及び啓発・指導に貢献する。
3.有害廃棄物の処理に係る技術開発等に貢献する。
4.センターの維持保全に努める。
5.その他有害廃棄物の処理に関し必要な事項を検討する。
【目標】
上記目的に則した本年度の目標を下記に定める。
A.環境安全・保全に関わる教育研究・広報体制の充実を図る。
B.化学物質等に係る全学的な労働安全衛生及び危機管理の充実化及び薬品管理支援システムの
充実化を図る。
C.廃液回収・処理の通常業務について、効率化を図る。
D.実験設備の整備・利用拡大を図る。
E.技術開発等を通して、情報提供及び啓発・指導等社会貢献を図る。
@環境安全に関わる教養基礎教育科目(目的主題別科目)「生命と健康U−環境安全学−」を
継続、実施した。
A各キャンパスの化学物質を取り扱う教職員を対象に「環境安全に関する講習会」を実施し、
労働安全衛生の充実化を行った。
B化学物質を管理統括する全学委員会を通して、化学物質の安全・危機管理の審議及び規程等の策定
並びに環境安全等に努めた。
C「薬品管理システム」の学内普及・活用に努めた。
DISO14001に係る環境管理の推進・充実化に努めた。
E実験系廃液及び洗浄排水の適正管理・処理を行った。
F共同研究等の促進及びセンター機器等の有効利用の促進に努めた。
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