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「資源をみつける」ということは,「地球を深く知る」こと

資源を探査するということは,地球の成り立ちを理解し,そこに資源がある理由を探求することにほかなりません.地史解析学・古環境解析学研究室は,堆積相の解析や微小な化石である石灰質ナンノ化石や浮遊性有孔虫化石の調査から過去の海洋環境(古海洋環境)復元とともに,石油地質学などの資源学分野への応用を目標に研究を行っています.

IODP(国際深海科学掘削計画)で得られた海洋底の試料を用いて,地質時代の環境の復元を行っています.

研究のキーワード:海洋表層の成層化,湧昇流の発達,深層水の循環,海陸分布,生物地理区の変化,生物進化,地球温暖化

秋田の中新世~更新世の地層から,秋田に油田が形成されるにいたった堆積環境の変遷を詳しく復元しています.

研究のキーワード:海水準の変動,気候の周期,氷期と間氷期,タービダイト,貯留岩,堆積盆地(ものをためる器のこと)