地史解析学・古環境解析学分野

Geohistorical and Paleoenvironmental Analyses Group

 地史解析学・古環境解析学研究室は,佐藤 時幸特別教授、山崎 誠准教授、松井浩紀助教を中心に石灰質ナンノ化石、浮遊性有孔虫化石および堆積相解析から過去の古海洋環境復元,および石油地質学への応用を目標に研究を行っている.石灰質ナンノ化石は,単に中生代から現在までの詳細な地質年代の決定のみならず,その生態から古海洋環境の復元に重要な化石として注目されている.本研究室では国際深海掘削計画(ODP)で北極海,大西洋,太平洋,およびインド洋などの世界各地の深海底から採取されたコア,約40,000点を所有している.これらの深海底コアや地表試料に含まれる石灰質ナンノ化石群集の解析から水温変化,塩分,気候変動に伴う栄養塩躍層や水温躍層深度の変動,大陸の位置変化に伴う石灰質ナンノ化石生物地理区の変遷,およびそれによる古海流の復元などを復元し,地球環境の変遷史解明に役立てられている.

 このような古海洋環境解析結果は,国内学会のみならず国際学会においても積極的に発表している.また,資源地質の点では,海水準変動に伴う石油貯留岩(砂岩など)の分布様式の解明,および古海流の復元と栄養塩躍層の変遷などから石油根源岩分布解明などの石油地質として重要な課題解明に役立てている.

【更新履歴】

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'21.7.16 写真•スタッフ•学生等更新

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'15.05.15 webサイト公開

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