安達研・ゼミでは「持続可能な資源供給を考え、提案する」ことを目標に、資源経済学の手法を使って研究を行っています。
具体的には、鉱物資源・エネルギーの供給から消費・リサイクル・廃棄にいたる様々な資源問題について、経済学・金融工学、システム工学の手法を用いたモデル化による分析および評価を進めています。
資源経済学(Mineral Economics)とは
資源経済学とは、エネルギー・鉱物資源の探査、採掘、利用、廃棄、リサイクルに関する経済と政策の問題について、資源に関する工学・理学のディシプリンと経済学・経営学・社会工学のディシプリンを合わせて分析・解決をはかる学融合分野である。
主な研究テーマ
- 鉱山プロジェクト投資のリアルオプション分析
- 太陽光発電投資のリアルオプション分析
- 長期資源需給モデルの開発
- 太陽光発電に用いられる金属の長期供給リスク分析
- 資源ナショナリズムの分析
- 生産地域別の特性を考慮した石炭生産の最適化
- 資源価格変動の要因分析
- 資源国における資源産業が経済におよぼす影響
- 資源開発の環境影響評価(LCA)
安達ゼミで得られるもの
- 複雑な社会・経済現象から重要な要因を抽出し、モデル化を行い分析できる。
- 技術と経済社会の関連から資源をひもとき、資源についての専門家になれる。
- 経済や経営、システム工学の手法をもとに定量的な分析を行える。
- 積極的に自分考え、発表することに喜びを見いだせる。
- 世界各国からの留学生が所属しており、英語での環境で切磋琢磨できる。