概要

 秋田大学情報統括センターは旧・総合情報処理センターが管理していたキャンパスネットワーク及び教育・研究系システムと図書館・情報推進課が管理していた業務系システムの業務統合により平成27年4月に発足しました。

 現在のシステムは平成29年2月に運用を開始しました。従来は別々に管理されていたセンターアカウント(旧総合情報処理センター)と全学認証アカウント(業務系システム)を統合し、学内の様々システムを一つのアカウントで一元化することを実現しました。

 416台の教育用PCではネットワークブート型シンクライト環境でWindows 10 Enterprise LTSBを利用することができます。また、Windows上の仮想環境から、Ubuntu(Linux)環境を利用することもできます。これらの教育用PCは、手形・本道の両キャンパスに整備しており、特に情報統括センター内のPC実習室では、平日は8:30~21:00、土曜日は10:00~17:00まで開室し、情報機器を用いた学習環境を利用者に提供しています。

 電子メールシステムとして、教職員向けにはSPAM対策システムを含む複合型Webメールシステムを利用したメールのホスティングサービスを提供し、学生向けにはMicrosoftのクラウドサービスであるOffice365を提供しています。

 一方、キャンパス内のネットワークは、平成21年度のネットワーク機器更新により、学内全域の末端L2スイッチまでを、1Gbps以上で接続できるようにしています。学外接続については平成24年3月には1Gbpsへと広帯域化し、併せてデータセンターまでの回線の冗長化も実現し、現在に至っています。



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