環境に配慮した資源開発技術を
世界の人々が地球上で持続可能(サスティナブル)に暮らしていくために、2015年国連サミットで、持続可能な開発目標(SDGs, Sustainable Development Goals)が定められました。 具体的には、17の目標と169ものターゲットが詳細に決められています。 その目標の1つに「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」があります。 日本の「鉱業法」でも、鉱物資源の開発の目的は、公共の福祉の増進に寄与するためであり、さらに、開発によって保健衛生上の害があってはならないとされています。 SDGsによって、我々は、資源・エネルギーの開発は「みんなのため」であり、かつ「クリーン」でなければならいことを再確認することになりました。 このような崇高な理念のもと、ここ資源開発環境コースで学問・技術を学んだ学生たちが、世界に偏在する資源・エネルギーを人に害なく開発・生産し、世界に普遍的に流通させるエンジニアになって欲しいと願っています。
資源開発環境コース長 今井忠男