昨今の工業技術の進歩により、社会ではより高度な専門知識と多様性・総合性が求められています。秋田大学理工学部では、このような社会のニーズに対応し て、大学院理工学研究科博士前期課程と、それに続けて理工学研究科博士後期課程を設置しています。博士前期課程への進学率は、卒業生の4〜5割程度です。


 

◎博士前期課程(2年:修士)
 
  博士前期課程に進学すると、物質科学専攻に所属することになります。ここにはマテリアル創成科学講座およびマテリアル機能講座の2大講座があり、それぞれ学部での修得内容をより発展させた教育・研究を行っており、ハードからソフトまで広範な産業分野の進展に対応できるように配 慮しています。修了すると修士(理工学)の学位が授与されます。

◎博士後期課程(3年:博士)
 
  博士後期課程に進学すると、総合理工学専攻に所属することになります。この専攻では、新材料の開発および製造プロセスの開発、種々の 物理的および化学的機能を付与・制御する方法および材料の合理的な開発製造・プロセス設計などに関する研究を行っています。教育・研究分野としては量子機 能材料学、材料物性化学および材料プロセス工学があります。修了すると博士(理工学)の学位が授与されます。