研究プロジェクト

SATREPS


 持続可能な発展のためには、レアメタルなどもふくめ種々の資源の供給が必要です.一方、資源供給のための資源開発の活発化とともに、広域的な環境汚染が資源の安定供給に対する阻害要因となりつつあります。本研究では資源開発の行われている地域において、先進リモートセンシングデータと地表データを組み合わせた3次元的な環境評価・解析と高度な金属回収技術を融合し、持続的な資源開発に不可欠な、開発と環境との両立を目指した広域環境評価修復システムの研究開発を行っています。具体的には、資源開発により環境への深刻な影響が広域におよんでいるセルビア共和国において、鉱業廃棄物の拡散と環境汚染の評価および高度な金属回収技術の適用による、鉱業廃棄物や廃水の無害化と資源化のための実証を踏まえた上で、鉱山地域における環境の評価修復システムを構築することを目指しています。
 SATREPS(サトレップス)とは、独立行政法人科学技術振興機構(JST)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が共同で実施している、地球規模課題解決のために日本と開発途上国の研究者が共同で研究を行う3~5年間の研究プログラム(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム、Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development、予算約5億円)です。

関連研究室

資源環境物質循環研究室
資源高度利用・資源処理工学研究室

研究スタッフ

石山 大三(研究代表者・教授)
柴山 敦(教授)
別所 昌彦(准教授)
小川 泰正(准教授)
高崎 康志(准教授)
芳賀 一寿(准教授)
若狭 幸(特任助教)
川原谷 浩(総括技術長)
佐藤 比奈子(技術専門員)

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NEDO再生可能エネルギー熱利用技術開発


 地中熱利用は、省エネルギー効果が高く、どこでも利用でき、ヒートアイランド現象の抑制につながるなどのさまざまなメリットがありますが、高額な導入コストが大きな課題となっています。NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合研究所)の委託事業「再生可能エネルギー熱利用技術開発」では、再生可能エネルギー熱利用のコストダウンを促し、その普及拡大に貢献するための技術開発を目的としています。
 本プロジェクトにおいて秋田大学では、地中熱ヒートポンプシステムにおける地中熱交換井の能力改善を目的とした研究を行っています。2本の熱交換井の一方から地下水をくみ上げ、もう一方の熱交換井に注水して人工的な地下水流れを作り、熱交換能力の改善を図る「半開放式地中熱システム」を大学内に設置してフィールド試験を行うとともに、フィールドデータを元に作成した数値モデルを使ったシミュレーションにより、様々な運転条件による省エネルギー性の検討や、システムの経済性評価などを行っています。

関連研究室

エネルギー資源工学研究室

研究スタッフ

藤井 光(研究代表者・教授)
小助川 洋幸(技術長)

関連リンク


JSPS アジア・アフリカ拠点形成事業


 「南部アフリカの持続可能な資源開発を目指したスマートマイニング拠点の構築」
 近年の中国、インドを始めとした新興国の工業化に伴い、レアメタル・レアアース等に代表される金属資源の国際的需要が急伸している。また、このような新興国の急成長によりエネルギー資源としての石炭も需要が拡大しており、その安定的な供給確保が難しくなってきている。こんな中、世界を主導してきたわが国製造業の国際競争力を維持するためには、これら地下資源の持続的かつ安定的確保(資源セキュリティ)が不可欠な条件となっている。この観点から、アフリカ等の資源保有国との良好な協力関係を構築、維持することが、わが国の持続的経済発展の鍵を握っていると言って過言ではない。
 一方、地下資源を豊富に有する南部アフリカ諸国では、地下資源の高度な開発が経済発展上不可欠であり、教育研究能力の向上と人材育成の必要性が高い。そこでは、より高度で適正な生産技術の適用と環境保全を考慮した調和ある鉱山開発が強く求められている。本申請では、最新のICTを資源開発工学に適用した高度鉱山開発技術を“スマートマイニング”と名付け、南部アフリカ諸国を舞台に展開していく。
 本研究交流では、資源の埋蔵ポテンシャルが高く、新規資源開発地域としてフロンティアに位置づけられているにも係わらず、鉱山開発の先進的な技術力・プランニング力を担う人材が不足しているボツワナ、モザンビーク、ザンビアの3カ国の代表的な大学、および鉱業大国かつアフリカ最大の経済大国である南アフリカ共和国との相互交流を深めることを第一の目標としている。
 第二の目標は、南部アフリカの若手研究者にグローバルな研究交流の場を与え、また、日本の最新技術に触れる機会を用意することである。さらに、日本の資源分野の若手研究者や学生に南部アフリカの研究者と交流する機会を与え、今後我が国を牽引していくグローバル人材として育成することを目指す。

関連研究室

採鉱工学研究室
資源環境物質循環研究室
エネルギー資源工学研究室
資源処理工学研究室
資源高度利用・製錬プロセス工学研究室

研究スタッフ

川村 洋平(研究代表者・教授)
柴山 敦(教授)
石山 大三(教授)
藤井 光(教授)
アントニオ アリバス(教授)
安達 毅(教授)
大場 司(教授)
高崎 康志(准教授)
別所 昌彦(准教授)
芳賀 一寿(准教授)
伊藤 豊(講師)
緒方 武幸(助教)

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