資源政策コース
資源政策コース

コース長あいさつ

かつて鉱山の乱開発によって大きな環境破壊や地域住民との摩擦を引き起こしてきた反省から、今日では持続可能で責任ある資源開発が求められる時代に変化してきました。また、外交問題に発展することもある資源獲得競争や、レアメタルやシェールガスなど新しいタイプの資源利用が進むなど、資源分野は大きな転換期を迎えています。国際社会がこれらに対処するには、科学技術だけでなく、国際的な視点を持ち、開発地域の文化、政治、経済など社会的な理解がなければ成り立ちません。
資源政策コースは、資源に関係する政治や経済、法律など社会・人文科学の理解に加えて、開発地域の多様な文化や価値観をもつ人々とのコミュニケーションについて学び・実践する、日本の大学では唯一、世界の大学でも数少ない資源を対象として文系からアプローチするコースです。
授業では、人文・社会科学の基礎と専門科目のほか、集中的な英語学習や国内・海外フィールドワークを行います。また、総合的な判断力を身につけるため資源に関連する理工学の基礎についても学びます。
資源を軸として学び、それを応用することで、国際社会の様々な分野で活躍できる学生を輩出したいと考えています。

コース長 安達 毅

コース紹介

資源政策コースとは

資源問題を総合的に理解し、持続可能で責任ある資源の開発と戦略を担える人を養成し、先端的な研究を行うコース。
コミュニケーション能力を高める英語教育、理系の基礎科目も含めて人文・社会科学の広い分野を資源に関連して学びます。

ポリシー

資源・エネルギー・環境問題への関心を強く持ち、持続可能な社会形成に貢献する。
多様な価値観を持つ人々との交流に強い関心を持ち、国際社会の様々な分野で活躍する人材を育成する。

政治学・国際関係論分野

資源国の現状分析を踏まえて、資源を保有することによる政治的民主化や経済的近代化への影響や国際関係について研究します。

法制度・資源実務分野

国際法や鉱業法、HSEなどの資源に関連する法制度、また資源開発に係る合弁契約論や交渉学の研究を進めています。

資源環境経済学・ファイナンス分野

エネルギー・鉱物資源の理工学の知識を生かした経済分析・システム分析によって市場の見通しや資源供給リスクについて研究します。

国際協力・開発分野

資源に関連する開発援助国と援助受入国の関係性や開発途上国の地方行政と地方自治機能の在り方について研究します。

社会人類学・地域研究分野

フィールドワークを主体に、世界各国の資源開発に関わる地域住民との問題や影響について研究します。

異文化コミュニケーション分野

資源国との交渉や探査・開発の際に重要な異文化理解・グローバルコミュニケーションに関する研究を行います。

資源政策コースで学ぶこと

世界の資源を取り巻く情勢を的確に知ること

  • 政治・経済,法制度(鉱業法、国際法)
  • 国際関係論,資源動向論
  • 歴史・文化(宗教や言語)の理解
  • 資源地域研究(アジア・アフリカ・オセアニア・中東西アジア)

持続可能で、責任ある資源開発と
資源戦略を 考えるようになること

  • 資源経済学、ファイナンス、会計、環境経済学
  • 国際協力・開発経済学
  • 交渉力
  • リスクマネジメント、プロジェクトマネジメント

多様な文化や価値観を持つ人々との
コミュニケーション力をつけること

  • 異文化間コミュニケーション
  • 文化間ミディエーション(異文化間の橋渡し)
  • 文化人類学

卒業後の進路

国際的に活躍できる、タフな人材が求められる分野

■資源系企業   ■商社(資源系)
■国際協力機関(JICA等)   
■国家公務員(経済産業省等)
■公的機関(JOGMEC等) 

その他に、
□海外展開する企業  □国際NGO
□国際公務員  など

藍澤 淑雄

Yoshio Aizawa
藍澤 淑雄

准教授

研究室

国際資源学部1号館 北側教員室 5

専門分野

国際開発学,地域研究

主な担当授業科目

【教養基礎教育科目】日本の国際協力
【専門教育科目】国際協力論,資源地域研究(アフリカ),開発経済学

教員メッセージ

開発途上にある資源国では、必ずしもそこに暮らす人々に資源の恩恵が公平で平和的に分け与えられているとは言えないのが現状です。開発途上にある資源国の人々が、開発の恩恵を享受するには、政府はどうあるべきか、民間はどうあるべきか、国際社会はどのように支援すべきかを、学生の皆さんと考えていきたいと思います。まずは開発途上にある資源国の立場とそこに暮らす人々の現状を理解することが重要であると考えています。


http://akitauinfo.akita-u.ac.jp/html/100000344_ja.html
安達 毅

Tsuyoshi Adachi
安達 毅

教授

研究室

国際資源学部1号館 2階 北東角 22

専門分野

資源経済学

主な担当授業科目

【教養基礎教育科目】基礎数学(資源政策),基礎資源経済学
【専門教育科目】資源環境経済学,資源プロジェクトマネジメント

教員メッセージ

安達研では、持続可能な社会における資源のサステイナビリティに関する提言を行うために、資源の諸問題を対象とした経済分析を行っています。このような分野を資源経済学と呼んでいます。鉱物・エネルギー資源の供給から消費・リサイクル・廃棄にいたる各段階での課題について、経済学・金融工学またはシステム工学の手法を用いたモデル化による分析および評価を進めています。詳細は下記の安達研HPをご覧ください。

教員個人サイト

http://www.gipc.akita-u.ac.jp/~adachi/

小山 健一

Kenichi Koyama
小山 健一

特任准教授

研究室

国際資源学部1号館 1階 北側教員室 6

専門分野

プロジェクト契約論、交渉学、石油ガス・鉱業法

主な担当授業科目

【専門教育科目】鉱業法,資源契約論,交渉学,資源動向論

教員メッセージ

私は、総合商社に勤務し南米ベネズエラ、ロシアのサハリン、西アフリカのアンゴラなどの現場で、合弁事業パートナーの石油メジャーや産油国政府機関と折衝を行ってきました。交渉はいつもタフでしたが、交渉を一歩離れれば各国の人々とお互いの生活や文化などを語り合い、多くのことを知ることができました。
大学では、これらの経験を踏まえ、各国の石油法・鉱業法や資源開発契約などの授業を行いますが、あなたの将来の活躍に必要な基礎となるものです。ぜひ一緒に研究し、しっかりと身につけて、世界に羽ばたいていきましょう。

教員個人サイト

http://akitauinfo.akita-u.ac.jp/html/100000360_ja.html

ジェイソン タッカー

Jason Tacker
ジェイソン タッカー

助教

研究室

国際資源学部1号館 1階 北側教員室 2

専門分野

言語学,教育学,文化人類学

主な担当授業科目

【教養基礎教育科目】I-EAP
【専門教育科目】ディスカッション演習,ディベート演習

教員メッセージ

"Hello, My name is Jason Tacker. I majored in Anthropology and received my masters in TESOL or Teaching English as a Second Language. Most of my research has been on technology in the classroom or culture with an emphasis on cheating behaviors. I am currently attempting research into using the Geertz Hofstede Scale to predict cheating behaviors and I am writing a program to test students English ability on the iPad. My interest in teaching is helping students to understand English and trying to motivate them as best as I can inside and outside the classroom. I have many hobbies such as art and I have a very nice wife and a beautiful daughter."

教員個人サイト

http://akitauinfo.akita-u.ac.jp/html/100000353_ja.html

田所 聖志

Kiyoshi Tadokoro
田所 聖志

准教授

研究室

国際資源学部1号館 1階 北側教員室 3

専門分野

社会人類学,環境人類学,オセアニア地域研究

主な担当授業科目

【専門教育科目】資源地域社会学概論,応用資源地域研究(資源開発とコミュニティ)

教員メッセージ

私の専門は文化人類学です。文化人類学は、私たち人類がお互いに何が異なっているのか、または何が似かよっているのかを科学的に整理する学問です。その際、日本や海外のさまざまな人々の日常生活やお祭りなど非日常での振る舞い方、そこでの考え方に注目しながら研究を進めます。私は、パプアニューギニアをはじめとするオセアニアならびに日本を調査対象とした研究を進めています。詳しいことは、次のウェブサイトをご覧ください。

教員個人サイト

http://www.gipc.akita-u.ac.jp/~tadokoro/

縄田 浩志

Hiroshi Nawata
縄田 浩志

教授

研究室

国際資源学部1号館 1階 北側教員室 8

専門分野

地域研究,文化人類学,環境解析学

主な担当授業科目

【教養基礎教育科目】国際政治経済
【専門教育科目】国際情勢分析論,資源地域研究(中東・西アジア),
応用資源地域研究(イスラム社会史)

教員メッセージ

秋田大学国際資源学部資源政策コース教授。人間・環境学博士(京都大学、2003年)。鳥取大学乾燥地研究センター講師、准教授(2004-2007年)、総合地球環境学研究所准教授(2008-2013年)を経て、現職。主な活動としては、「アラブ社会におけるなりわい生態系の研究:ポスト石油時代に向けて」(2008-2013年)プロジェクト・リーダーとして、学際的な共同研究を推進してきた。主な関心は、中東・アフリカを中心とした乾燥地域におけるラクダ牧畜システム、沿岸域の資源利用、ムスリム交易ネットワーク、伝統的知識と村落開発など。編著書には、『砂漠誌―人間・動物・植物が水を分かち合う知恵』(東海大学出版部、2014年)、『ナツメヤシ』『マングローブ』『外来植物メスキート』(臨川書店、2013年)、『ポスト石油時代の人づくり・モノづくり―日本と産油国の未来像を求めて』(昭和堂、2013年)、『Exploitation and Conservation of Middle East Tree Resources in the Oil Era』『Dryland Mangroves: Frontier Research and Conservation』(松香堂書店、2013年)『アフリカの人間開発』(明石書店、2008年)などがある。

教員個人サイト

http://akitauinfo.akita-u.ac.jp/html/100000347_ja.html

三宅 良美

Yoshimi Miyake
三宅 良美

教授

研究室

国際資源学部1号館 2階 北東角 24

専門分野

文化・言語人類学,地域研究

主な担当授業科目

【教養基礎教育科目】I-EAP
【専門教育科目】ディスカッション演習,ディベート演習,資源地域研究(東南アジア) 文化間ミディエーションI・II

教員メッセージ

秋田大学国際資源学部資源政策コース教授。言語学Ph.D. (Program in Linguistics, University of Michigan)。米国ミシガン大学アジア言語文化学部講師(1991-1992)、イスラエル・テルアビブ大学人文学部アジア学科Marza [専任講師](1999-2004)、秋田大学教育文化学部准教授(2004-2011)同学部教授(2011-2014)を経て現職(教育文化学部とクロス=リスト)。 東京外国語大学インドネシア語科(B.A.), 東京都立大学大学院社会人類学(M.A.) 研究分野は、社会言語学(ジェンダーと言語、言語政策)プラグマティクス、および言語人類学 (文化意味論)。研究対象言語・文化はインドネシア語、ジャワ語、現代ヘブライ語、英語、日本語など。論文に、2014 'The information structure of Javanese narrative of experiences' in http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/projects/jrp/jrp194,  2014「インドネシア流行語再考」『インドネシア言語と文化20』、2013「現在のインドネシア映画―ジェンダー問題の視点から観察される会話の特徴」『インドネシア言語と文化19』、2011 ‘Reduplication in Javanese’ Asian and African Languages and Linguistics 6, 2005 ‘Israeli maxims for answering questions’ Educational Studies 47, 1996 ‘Women and the deferential particle o in Japanese’. Gender and Belief Systems, など。翻訳に、レンドラ『ナガ族の闘いの物語』めこん,など。

教員個人サイト

http://akitauinfo.akita-u.ac.jp/html/203_ja.html

宮本 律子

Ritsuko Miyamoto
宮本 律子

教授

研究室

国際資源学部1号館 2階 北東角 21

専門分野

アフリカ地域研究,言語学,異文化コミュニケーション

主な担当授業科目

【教養基礎教育科目】多文化間交流論I・II,異文化コミュニケーション
【専門教育科目】国際情勢特別講義,複文化社会研究I・II

教員メッセージ

私が大学に入ってよかったと思うことは二つ。一つは、異文化の人々に出会えたことです。外国人ばかりでなく、同じ日本人でも生育環境がまったく違う人たちと会って、コミュニケーションのやり方を根底から考え直しました。もう1つは、英語以外の言語を学ぶチャンスに恵まれたことです。大学に入ってから、ドイツ語・フランス語・ラテン語などの欧州の言語の他に、英語や日本語とは全く異なる言語体系を持つアフリカの諸言語や、アラビア語など学び、言語が異なると世界が違って見えるのかもしれないという視点に気づきました。皆さんにもぜひ、複眼的なものの見方を経験してほしいと思います。

教員個人サイト

http://akitauinfo.akita-u.ac.jp/html/95_ja.html

アラン ベセット

Alan Bessette
アラン ベセット

准教授

研究室

国際資源学部1号館 1階 北側教員室 1

専門分野

英語教育学

主な担当授業科目

【教養基礎教育科目】I-EAP
【専門教育科目】ディスカッション演習,ディベート演習

教員メッセージ

Hello, my name is Alan Bessette. I grew up in Massachusetts in the northeastern part of the United States, and then I went to high school and university in California. A year after graduating from university, I moved to Japan to teach English. Although I didn’t really plan on staying for a long time, I’ve now been in Japan for more than 37 years. Almost all of that time has been in Kansai; I taught English at a small university in Osaka for 23 years after getting my M. Ed. in TESOL. This is my first year in Akita and I’m looking forward to teaching here. I’m interested in all aspects of language teaching and learning, but most of my research has been in the use of computers in learning language, especially how to help students use technology more effectively. I don’t have any shortcuts for becoming fluent in English; however, I can help you reach your goal.

教員個人サイト

http://akitauinfo.akita-u.ac.jp/html/100000463_ja.html

伊藤 豊

Yutaka Ito
伊藤 豊

講師

研究室

国際資源学部1号館 2階 北東角 23

Contact

utaka.ito{@}gipc.akita-u.ac.jp
{}を除いてください

専門分野

環境経済学, 環境科学

主な担当授業科目

【教養基礎教育科目】基礎統計学
【専門教育科目】国際経営学,会計学,ファイナンス

教員メッセージ

地球環境問題や貧困問題は人類が抱えている主要な課題です。環境問題の緩和・克服と、経済発展のどちらを優先すべきなのかといった、環境と経済をtrade-offの関係で捉えるのではなく、できる限り両方を満たすことのできるようなWin-Winの関係に近づけるにはどうしたらよいのか、といった観点から研究しています。現実にある企業の活動や、調査から取得した個人や家族の情報をもとに、環境、貧困に対する人や企業の行動の変化や、政策の評価について、統計学の手法を使って検証しています。詳細はHPをご覧下さい。

教員個人サイト

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稲垣 文昭

Fumiaki Inagaki
稲垣 文昭

講師

研究室

国際資源学部1号館 北側教員室 4

専門分野

国際関係論,政治学、地域研究

主な担当授業科目

【専門教育科目】国際関係概論,国際情勢分析論,応用資源地域研究(中央アジア・北アジア)

教員メッセージ

私の専門は、中央アジアを中心とした旧ソ連の国際関係・政治です。とくに近年は、「エネルギー資源(分配制度)の国際公共財化は可能か?」という問題意識から中央アジア・ユーラシアの電力・水資源問題の研究を行っています。残念ながら世界に安全な淡水にも、安定的で安価な電力にもアクセスできない人々がまだま多くいます。少しでもそのような問題を日本を含む国際社会が解決できる手段はないかということも含めて、学生の皆さんとエネルギー資源について国際関係の視点から考えていきたいと思います。


http://akitauinfo.akita-u.ac.jp/html/100000660_ja.html