- コラム2012 新入生へ
- 研究紹介2012 JavaScriptでRIA(Rich Internet Application)
- 教育紹介2011 情報工学科におけるものづくり教育の取り組み
- 研究紹介2010 PCクリッドで組み合わせ全列挙
- 教育紹介2010 iPadアプリ開発実習
- 著書紹介2005 JavaによるWebアプリケーション入門
「?を大切に」今年は情報工学科1年次担任ということで、新入生向けに書いたコラムを置いておきます。
キーワード:研究の入口/出口, 情報を疑う, 情報を伝える
Webブラウザの高速化競争によりJavaScriptによる数値計算も実用域?に。JavaScriptでRIAを作ればWebブラウザさえあれば動くアプリケーションの出来上がりです。インストール不要で手軽に試せるのも大きなメリットです。RIAはサーバ/クラウド側のバックエンドと組み合わせて構築し、クライアント側はUIに徹するのが一般的ですが、JavaScriptの高速化によりクライアント側に重い計算処理をさせるRIAも可能なわけです。この研究では、試しに全ての計算をクライアント側に任せることにしました。Webブラウザで回路図やシミュレーション結果を確認しながら、回路設計できるアプリケーションです。結果、最新のブラウザなら多少古いPCや、PCほどのCPU処理能力の無いタブレットやiPadでも問題なく動いています。実行プログラムはJavaScriptですが、ソースプログラムはJava言語で作成しています。JavaからJavaScriptへはGWTというツールキットで自動変換できます。
キーワード:JavaScript, RIA, GWT
SVG対応Webブラウザが必要です。(Internet Explorer 9以降、Firefox 1.5以降、Safari 3以降)
PC組み立てからiPadアプリ開発までというタイトルでFDワークショップで発表しました。内容は、以前に紹介したiPadアプリ開発実習の話題や、iPadによるペーパーレスミーティングの話題のほか、学科1年生向けのPC組み立て実習の話題などです。詳細はプレゼン資料をご覧下さい。
プレゼン資料(PDF形式)
CPUの処理能力向上、記憶媒体の大容量化のおかげで、数年前は諦めていた膨大な計算が必要な問題が、今では現実的な時間と値段で解いてしまえるわけです。この研究もその例に漏れず、コンピュータ実習室のPCなど合計100台近いPCをかき集めて計算しました。また、大規模計算では実行効率を考えてプログラム書くテクニックが重要となります。この計算では記号シミュレーションが中心であったため、式の項数の増大を抑える仕組みや、式のデータ構造のハイブリッド化などの工夫を凝らした、専用の記号シミュレータを構築しました。また分散並列処理のために、問題を分割し計算を途中から始める仕組みも取り入れています。
キーワード:PCグリッド, Java、記号シミュレーション
2010年春、新しいカテゴリを切り開く機器「iPad」が発売されました。最新の話題をタイムリーに実習へということで、我々の研究室では3年生の創造工房実習テーマにiPadアプリ開発を追加しました。結果は好評で、初年度は、お絵描きツールやタイピングゲームなどの作品が完成しました。
追記:教育紹介2011に関連のプレゼン資料を公開しました。
図書管理システムを例題にWebアプリケーションの作り方を学べる入門書です。前半では、IT分野の動向や、コンポーネントベース開発について解説し、後半では、図書管理システムを作りながら、JavaサーブレットからWebアプリケーションフレームワークとして話題のStrutsまで解説します。基本部分から初めて、段階的に新たな技術を用いて改良していく過程を学習しながら、無理無く技術を習得できるような構成となっています。
キーワード:Webアプリケーション, Java Servlet, JSP, Strutsフレームワーク
シラバス(2013)
moodle 実習資料 (2013)
moodle 実習資料 (2013)
「ネットワークプログラミング」資料(学内のみ)
講義関連資料(学内のみ)